側湾症体験記
7.みんな仲良く側湾症
7-5 夫の側湾症
夫は、小学生の頃、ペルテス病という、股関節の病気をしたらしいのです。
股関節が腐ってしまう病気です。
左の骨盤と大腿骨の間に、金属のプレートを入れて、股関節の骨がきちんと再生するまで2年ほど左足で歩かないようにして、股関節が出来上がった頃、プレートを抜く手術をしたそうです。
病院の養護学校へ住み込み(?)で通っていたとのこと。
左足に体重をかけてはいけないので、歩く時は、足の代わりになる棒状の装具を装着していて、たぶんそれが原因で背骨も曲がってしまったようです。
なので、私たちの特発性側湾症とはちょっと違うと思います。
養護学校で、ちゃんと側湾を治す体操などを指導されたそうです。
小学6年生で退院し、その後の成長期にも側湾症が進むことはなく、ほとんどわからないくらいの湾曲で現在に至っています。
ペルテス氏病も克服し、その後はいたって元気です。
サッカーが大好きで、自分でオヤジサッカーチームを作って練習しているし、子どものサッカークラブのコーチもやっています。
ただ、最近になって、走りすぎた後に股関節や膝が痛くなることがあり、階段の上り下りが出来ないほどひどくなることもあります。
そもそも股関節の形が左右違っちゃってるんだから、酷使したら痛むのはしょうがない。
だから、人よりも念入りに運動の前後にストレッチをしたり、ちょっとおかしいなと思ったら休んだりすればいいのに・・・・本人、まったく自覚なく、オレは大丈夫だ!とか言っちゃって、最近大丈夫じゃないくせに<(`^´)>
知らないよ~だ。