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側湾症体験記
5.親に感謝です
5-1 苦労もお金もかけました

整形外科、磯谷療法、針・お灸。

両親は、私が高校を卒業するまで、一生懸命いろいろな治療を受けさせてくれました。
成長期も過ぎ、体調も悪くないので、その後は経過観察ということで。

私は高卒で就職をしたのですが、採用試験で健康診断があったんです。
内科のほかに、整形外科でレントゲンを撮って、ちゃんと問診もしてくれました。

整形外科の先生に、
「側湾症の治療はした?」
と聞かれ、
「コルセット治療をしていました。今は何もやってないです。」
と言ったら、
「もう成長期過ぎてるし、体調が良ければ経過観察で問題ないでしょう。」
とのことでした。

このとき、角度は45度くらい、って言われたような気がします。(あれー?進んでる~?)

その後、元気に暮らしていて、この時以降、整形外科へは全くお世話になっていません。

 

両親は、なんとか少しでも治らないものかと、いろんな人に聞いたり、本を探しまくったり、一生懸命やってくれました。
お金も相当使わせてしまいました。 整形外科以外は、保険適用ではなかったので、相当大変だったと思います。

八王子から、中野や秋葉原までの交通費だけでもかなりのもの。

そんなに頑張ってくれたのに、まったくもって治らなかったことが、本当に申し訳なく思ってしまうのですが、本人はいたって元気で、どこも痛くなく、何でもできるし、何でもやっちゃうし、まったく不自由は感じてないんです。

逆に、元気に生んでくれてありがとうと言いたいくらいです。

本当に、風邪もめったに引かないし、体に痛いところも無いし、側湾症じゃない人よりよっぽど元気なんですよ。

母は、結婚・出産など、とても心配していたようですが、それも全く問題なく、普通に結婚し、26歳と28歳の時に男児を出産。2回とも安産でした♪♪

おかげさまで、幸せにくらしております。