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側湾症体験記
3.磯谷療法
3-3 磯谷療法の自宅ケア

治療院で骨盤を整えてもらって、自宅でも、その状態を維持するためにやらなくてはいけないことがありました。

(1)屈伸運動をたくさんすること。

(2)寝る時に足を縛ること。

(3)椅子に座る姿勢を気をつけること。

足を縛って寝るってのが、実際、かなりつらかったです。
寝てる間って、自分で気づいてないけど、けっこう動くんですよね。
足を縛っていると、横向きになるのが大変。

そして、私はO脚なので、膝を縛ると、足を伸ばした時にくるぶしがぶつかってすごい痛いんです。
縛りたてはいいんだけど、どんどん痛くなって、眠れない!
で、少し緩くすると結局膝がずれちゃって、逆効果? って思いました。
なので、最初の頃は律儀に頑張って縛ってましたが、そのうちやら無くなっていまいました。

椅子に座った時の姿勢ですが、深く腰掛けて、腰の辺りにたたんだタオルなどを挟んで腰を伸ばします。そして、肩を開いて胸を張ります。
足は、膝とくるぶしをくっつけてまっすぐに。
これが、基本姿勢。
診療所でも、治療後にこの座り方を15分くらいやらされます。その時は、腕を椅子の背もたれの後ろに回して、めっちゃ胸を張った姿勢でやってました。

普段でも、この姿勢で座りなさい。と指導されますが、実際には、勉強するときの姿勢を気をつけるくらいで、ご飯を食べるとき、テレビを見るときなどは、やってませんでした(^_^;

 

磯谷療法は、半年以上通ったと思いますが、あまりにも流れ作業的な治療なので、これでほんとうに効果があるのか?と思うようになり、その頃、針やお灸が側湾症に効くかもということを聞き、そちらに転向。

後になって、骨盤を整えるというのはとても良いことなので、磯谷を続けていれば良かったかな。側湾症はともかく、O脚は治ったかも・・・・と、ちょっと後悔しています。