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側湾症体験記
2.整形外科での治療
2-8 側湾症の体操

コルセットを作った病院で、体操も教わりました。

基本は腹筋・背筋です。

両方とも、足を誰かに押さえてもらって上半身を起こすという、普通の腹筋・背筋なんですが、側弯症の人は、体が斜めになっちゃうので、それをちゃんと真っ直ぐ起き上がれるようにするんです。

私の場合、普通に腹筋すると、右側に傾くらしく(自分じゃ真っ直ぐなつもり)、
もっと左!
と、母に厳しく言われながらやりました。

背筋も、どっちか忘れちゃったけど、左右均等に上がらないので、
「こっちをもっとあげて!」
とか言われつつ、毎日30回づつくらいやっていました。

その他に、匍匐前進みたいな体操で、左手を伸ばして、右回りに円を描くように腹ばいで進む体操を教えてもらったけど、これは、家が狭いのでちゃんとできなかった・・・
豪邸向きの体操ですね。

あと、特に病院では言われたなかったけど、左手で雑巾がけすると、体にいいから!とか言われて、やらされていたような・・・(^_^; 微妙に母の策略にはまった感が・・・

 

磯谷療法(次の項で詳しく書きます)では、屈伸運動をたくさんするように指導されました。

骨盤を正しい位置に保てるように筋力をつけるということなのですが、これば思いっきり適当に済ましてしまいました。

診療所で、治療後に屈伸をしてから帰るんですが、他の患者さんが、膝をちょっとだけ曲げて、ぴょこんぴょこんと縮んで伸びるだけの高速屈伸をしていたので、私もそれを見習って、ぴょこぴょこ屈伸をしていました。

毎日100回~200回やれと言われたけど、この屈伸だと楽ち~ん♪
ってことは、あまり効果なかったんだろうな・・・。

後になって、磯谷療法で病気が治った人の体験談を読んだら、お尻がかかとにつくくらい深い屈伸を毎日100回やっていたと書いてありました。

やっぱり、何事もキチンとやらないと効果でないですよねー(>_<)